夢解釈

夢解釈について

今日は星ではなくて、夢の話です。

夜見る夢は不思議な体験をしたり、意味深に感じる事も多いものですが
夢は、深層心理が伸びやかに表れている世界でもあります。
けれども夢は「夢の言葉」で語られます。
つまり夢特有の表現がされますから、
わかるようでわからない・あるいは、全くもって理解不能!…という事もあるのではないでしょうか。

長年、夢を研究してきた私にとって、
夢解釈は常に常に新鮮な興味の対象でした。
今も勿論そうです。

夢の解釈には
そのシンボリズムを読み解く事が鍵です。
そうした意味では
深層心理を星が表すシンボルから読み解く、星読みの作業と似ています。

但し、夢解釈の場合には
占星学のように暗号解読を系統立てて整理されたハンドブックがほとんどない…という側面があるわけです。
なぜなら、その素材となるシンボル自体が非常に個人的であるからです。

でも、ユングの言う集合無意識の世界に属する、
人類に共通したシンボリズムはありますし、また現代に生きる者として共通の感覚というものもあるわけですから
「その人の夢」に歩み寄る事は可能でもあります。

例えば「家」がその人そのものを表すという表現のされかたは
夢ではポピュラーなものです。

例えばこんな夢がありました。
●自分の家の周りに霧が立ち込めていて、その不穏な霧が家に入らないように、自分は(なんと!?)忍者になってあちこち奔走する。
…という夢では、
次の朝の自覚症状として風邪をひきかけていました…!
多分、不穏な霧は(まさに不穏ですが)風邪のウィルスをシンボルしていたのでしょう。

またこんな夢も、、
●美しい大きな家に住む事になって、その家を見て回っているというもので、
扉に施された美しい工芸や金色のドアノブ、広くて明るい廊下など様々なディテールに感嘆していた。
…という夢では
自分の状態が何か精神的にクラスアップされたのだと実感しました。
目覚めてから、そういえばそうだな…と、実感できるわけですね。

ただ、
夢を見た人がその時家探しを熱心にしていたとなると、家は違うシンボルと考えます。
もっと直接的に「家そのもの」を表す可能性の方が高いからです。

いわゆる「夢辞典」のようなもので必ずしも夢解釈ができないのは、こういった事情からですね。

そんな夢のあれこれ
今日はここまで。

感想やご質問のコメントもお待ちしていますね。
続きはまたアップしますので少々お待ちを…!

ミシェル☆

おすすめ